MEGANEROCK VECTOR 001のご紹介

以前、MEGANEROCKの製法についてのブログを書きましたが、それぞれの品番をご紹介していきます。

 まずは、MEGANEROCK VECTORシリーズ最初の品番、VECTOR 001です。シリーズを通して、以前作成されていたセルロイドシリーズの形を踏襲しているものが多いMEGANEROCKですが、001は特にそういったことはありません。強いて言えば、「whale shark」のような四角い、スクエア型になっています。

 以前の作品は、動物の名前を冠した物になっており、それぞれの動物からインスピレーションを受けた物を作成、それにそれぞれの動物の名前をつけていました。
 一方、この作品はまったく新しいものから着想されている眼鏡です。この形は、雨田さんが1984年ロサンゼルスオリンピックの写真集の中で、陸上競技の選手がかけていたサングラスから着想を得ています。当時は、現在のようにスポーツサングラスのようなものがなく、選手たちは普通のサングラスをかけていたそうです。また、当時は現在のように小さな眼鏡ではなく、サイズの大きな、すこしレトロな風合いのサングラスが主流でした。001はそれをインスパイアしたプロダクトです。

 この品番は、現在の眼鏡で言いますとすこしドイツのものの雰囲気があるように感じます。カザールやローデンストックのように、フレーム上部に厚みがありフラットな形になっていること、レンズの横幅が広い点です。MEGANEROCKのなかでは最も大きなレンズサイズのものになっています。上部のカッティングなどの細かい部分に着目すると、この雰囲気を出すための工夫が凝らされていることもわかり、面白い一本です。
こういった背景やサイズ感などを鑑み、眼鏡としてだけでなく、サングラスとしても使って見て頂きたい一本です。オールドスクールな眼鏡として、ジャージや古着、キャップやニット帽などと併せて、コーディネートしていただければと思います。