折角堂

眼鏡を作りました。(折角堂店主のコラム)

2020年4月7日に発令された緊急事態宣言。
どこのお店も商品の発注をストップし、それが眼鏡ブランドや製造メーカーへと波及し、日本の眼鏡の聖地・鯖江に大ダメージを与えました。

緊急事態宣言発令中の2020年5月。
知り合いの製造メーカーの方から厳しい鯖江の状況を聞きました。
何か自分にもできる事は無いかな…と少し考えた結果、眼鏡を注文したらいいやん!とシンプル且つチャレンジングな考えが降りてきました(恐)

基本的に眼鏡を製造する場合、かなりの本数を注文しなければなりません。売れるかどうかも分からない眼鏡を大量に注文するというかなりリスクはありましたが…やってみたい!と思った自分の直感を信じ製作する事にしました。

そこからはすぐに行動!
先ずはどんなデザインにするかから考えました。
お酒を飲みながらデッサンをしていたらどんどんアイデアが降りてきて、あれよあれよとコンセプトまで完成。(酒を飲むとアイデアが湧き出てきます。)

そこから知り合いのプロダクトデザイナーに添削をして頂き、フロントのサンプルを製作する事になりました。
1回目のサンプルではイメージより大きく、細かい部分も納得がいかず大失敗。
2回目のサンプルでだいぶイメージに近づいたので、これに少し改良を加え、ついに発注。

その後はドキドキしながら、仕上がりを待つ事約半年。
構想から約1年が経った2021年3月末についに完成しました。

現在は店舗でのみ販売をしております。
眼鏡フリークやファッション上級者などの一部の方にのみ高評価を得てます。全く一般受けはしていません(汗)きっと完売するのはだいぶ先になるでしょう。ただ、一部のコアな方に喜んで頂けたのは私としては最高に嬉しく、自信にも繋がりました。

デザイン・素材・パーツ・製法などにひとつひとつ抜かり無く作っています。色々とここで説明をしたくなってしまいますが、先ずは実物を見て評価をして頂けたらと思います。

去年と同じように緊急事態宣言が発令している最中、去年より少しは前に進んでいると確信し、プシュッとプレミアムモルツを飲みながらブログを更新しました。

では、また!

高橋