折角堂

竜崇縫靴店 2022年オーダー会の開催

3月26日(土)〜28日(月)の3日間、大阪の2人組靴職人「竜崇縫靴店」のイベントを開催いたします。
期間中は職人ふたりとも在廊していますし、全てのラインナップをご覧いただけます。

商品の詳細や価格など、詳細は竜崇縫靴店のブログをご確認ください。

また、今回よりご予約優先制にて対応させていただきます
実物と同じ仕様のサンプルシューズとゲージシューズは各型5〜14サイズご用意していますので、まずお試し頂き、足囲を計測した後に必要な場合はお客様其々の足に合わせて微調整を加えながら革靴を製作いたします。

■予約方法
下記スケジュールにてご希望の日時をご指定いただき、info@sekkakudo.comまで
①お名前 ②お電話番号 ③ご希望の時間帯 を明記の上、ご連絡ください。
なお、予約なしでもご覧いただくことは可能ですので、お気軽にお越しください。

※所要時間は30−60分ほど頂戴いたします。
※スケジュールの重複等がございましたら、こちらの方から調整の連絡をさせていただきます。

3/26(土)
12:00~13:00 × / ○
13:00~14:00 ○ / ○
14:00~15:00 × / ×
15:00~16:00 × / ○
16:00~17:00 ○ / ○
17:00~18:00 × / ○
18:00~19:00 ○ / ○

3/27(日)
12:00~13:00 ○ / ○
13:00~14:00 × / ○
14:00~15:00 ○ / ○
15:00~16:00 ○ / ○
16:00~17:00 ○ / ○
17:00~18:00 ○ / ○
18:00~19:00 ○ / ○

3/28(月)
12:00~13:00 ○ / ○
13:00~14:00 ○ / ○
14:00~15:00 ○ / ○
15:00~16:00 ○ / ○
16:00~17:00 × / ○
17:00~18:00 ○ / ○
18:00~19:00 ○ / ○

2022年3月23日 11時時点

今年も始まって少し経ったところですが、折角堂での竜崇縫靴店のイベントは2022年最後になります。
ちょっと良い靴が欲しいとお考えの方、竜崇縫靴店に興味があるという方には気軽にお越しいただけるイベントになっています。
是非この機会にどうぞ。

折角堂では何度目かになる竜崇縫靴店のイベント。
今回注目していただきたいところは、当然ながら彼らの「靴」。そして個人的には「手」を見ていただきたいです。

靴に注目して欲しいって、そりゃあそうだろうという感じですが、一口に「靴」といっても様々な要素があります。
短靴なのかブーツなのかといった種類、細やかなデザインや革などの素材。縫い目の美しさなんかもそうかもしれません。
そういう意味では靴の「バランス感」に着目して欲しいということかもしれません。

先日竜崇縫靴店の工房にお邪魔し、取り留めのない話をたくさんしました。その中で竜崇縫靴店の「崇」の方、堀場さんに今回の目玉となる靴を伺ったところ、「藤井SPECIAL」という回答が。堀場さんの後輩「藤井さん」のためにかつて製作したブーツです。

いつもの少し男性らしく、無骨なラインは残しつつ。そこはかとない気品やエレガントな質感も持ち合わせている靴です。
前から見ると格好良く、後ろから見た時には綺麗な表情を見せてくれます。このブーツはとにかく、その後ろ姿が美しいのです。

彼らのデザインと、セレクトした革によって生み出されているであろうその美しさと独特な雰囲気。
革は元GUIDI & ROSELLINI社のスタッフが設立したMARYAM社によって、植物タンニンで鞣される馬革の臀部のもの。艶やかさもある独特の質感は得も言われぬ色気や品があります。
竜崇縫靴店らしい土臭さを残しながら、少し高めのハイトに縫い目のない後ろ姿。
縫い目がないので革の質感をそのまま表現でき、シルエットを含めた背部の美しさを作り出しています。
そしてその美しさは積み上げ部分などの仕上げにも表れている、厳つさと優美さという相反する要素をうまく一つに閉じ込めた一足です。

また、セレクトする革にも言及しましたが、今回もいつもと違う革をお持ちいただきます。予定しているのが、駱駝。いつもは黒とブラウンですが、今回はそれぞれ違う色が。レッド、エメラルド、ボルドーなどがあります。
個人的に大好きなGUIDIのCulatta Cavalloという最高に美しい革も、少し入荷したとのこと。
イベントまでに残っていればお持ちいただけるかも、ということなので、ご興味のある方はできるだけ早くお問い合わせください。

そして、私個人として注目していただきたいのは、彼らの手。
彼らの手は職人の手です。靴の染料なんかの染みも残っていますが、そこには彼らの積み上げてきたものも染み込んでいます。

彼らの作る靴には様々な要素が入っていると思います。例えば生活に寄り添うサンダル、モードな風合いのブーツ。クラシックでどこか厳ついデザインのものやエスニックなものの多い短靴など。それぞれ多様なものを作られています。
それは、彼らがたくさんのものを見て、たくさんの文化に触れることで積み上げてきたインプットを糧に、頭の中に生まれた抽象的な格好良いものを具体化し、アウトプットすることで成し得るものです。
人の経験やそれまで重ねてきたものは一概に語れるものではありませんし、彼らもそんなことは全く言及したことはありません。
ただ私には、その積み上げが、靴を製作する彼らの手に表れていると思っていつも見ています。
だから彼らの手は美しく格好が良い。それを経て作られる靴は言うまでもなく。

個人的に彼らの靴をよく履きます。この2年位は毎日です。
単純に格好良くて気分が上がるというのが前提としてありますが、きちんとした方の作る、きちんとしたものを履きたいと思っているからです。
ただの靴として履くのももちろん良いかもしれませんし、職人さんはそんなにいろいろ考えられることを望んでいないとは思いますが、伝える者としてきちんと向き合いたいと思っています。

彼らはあまり何も言わないかもしれませんが、折角堂で扱う全てのものは言葉にして我々がきちんと伝えます。
このイベントでは我々の言葉と、彼らの手、そして彼らの靴から何かを感じ取っていただければと思います。