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バッファローホーンの眼鏡ブランド「RYU」の取り扱いスタート
場所 : KOBEバッファローホーンの眼鏡ブランド「RYU」の取り扱いをスタートいたします。
ご紹介が遅れましたが、店頭では少し前から並べさせていただいていたブランドです。
こちらのブランドを運営しているRYUさんは韓国でバッファローホーンの眼鏡を製作している職人さん。
先日神戸までお越しいただき、取り扱いをスタートする運びになりました。
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バッファローホーンのフレームというと、どのようなイメージでしょうか。
色々あると思いますが、熱心な眼鏡好きの方からすると最近、猫も杓子もバッファローバッファローでどこのブランドも手を出していますし、正直食傷気味だという人もいらっしゃると思います。最近ではちらほらホーン専業ブランドも出てくるようになりました。
どこでもごっつい!分厚い!艶!みたいなのが多いです。ハイエンド価格の代償と申しましょうか、そんな雰囲気のものが多いです。
そんな中にあってリュウさんの眼鏡はどちらかといえばユーザー目線に立っています。RYUでは「Chapter1」シリーズと「Chapter2」シリーズを用意しており、Chapter2は普遍的な、テンプルまですべてバッファローという仕様。
僕個人がいいなと思うのはChapter1です。
Chapter1はフロントが細身のフレンチみたいな風合いで、テンプルがチタンになっているフレームです。
リュウさんは元々眼鏡好きが高じてこのようなお仕事をしています。バッファローの良さに惹かれるところはもちろんありつつ、その扱いの難しさや価格の高さが理由で、日常遣いにするのもな。。。と思うところがあったようです。
Chapter1では、「もっとホーンを日常に取り入れてほしい」という気持ちが込められ、細身でチタンも取り入れられています。
その点でフィッティングのしやすさ由来の掛け心地の良さや、眼鏡のアイウェア以外の側面、「生活の道具」としての側面も充足させています。
その上でバッファローの良さである「艶」やエッジの立ち方は生かされています。
アセテートやセルロイドで艶を出そうとするとどうしても角が取れ、丸みが出てしまうものが多いです。
その点、バッファローのフレームになりますと、素材特性として磨くと良い艶が出ます。
角を落とさず艶が出る、というのは現代のフレーム制作においては特徴の一つと言っていいのではないか思います。
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使いやすさや素材の良さ、ご本人の思想や考えも詰まったフレームです。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。