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”KUBORAUM” 『P』シリーズの魅力
日毎に秋が深まり、冬の足音も聞こえ初めているような今日この頃。
ファッションがより一層楽しくなる季節となりました。
折角堂では、東京店に続いて神戸店でのお取り扱いも始まる、ドイツブランド”KUBORAUM (クボラム)”、その中でも近年アイコン的なモデルとなっている『P』シリーズについて、その魅力に迫ってみたいと思います。
◾️そもそも”KUBORAUM”とは?
”KUBORAUM”は、イタリア人デザイナーのリビオ・リッツォと、マーケターのセルジオ・エウスターキによって、ドイツ・ベルリンで設立された眼鏡フレームブランドです。


彼らが創り出すフレームは、単なる視力矯正器具やファッションアクセサリーではありません。ブランドが掲げるコンセプトは「Maske (マスク)」。それは顔を隠すためのものではなく、むしろその人の個性や人格を際立たせ、自信を与え、内なる世界を映し出すための「仮面」です。全てのフレームはベルリンでデザインされ、イタリアの熟練した職人たちの手によって、一つひとつ丁寧にハンドメイドされています。その独創的でアートピースのような佇まいは、まさに「纏う芸術」と呼ぶにふさわしいでしょう。
◾️異素材の協演が生み出す『P』シリーズの魅力
”KUBORAUM”には様々なシリーズが存在しますが、今回フォーカスする『P』シリーズの最大の特徴は、円柱形状のアセテートテンプルと独創的なフロントパーツとのコンビネーションにあります。


重厚感と軽やかさの融合により”KUBORAUM”らしい、彫刻的でボリュームのあるアセテート製のフロント。そこに、円柱形状で独創的な印象を与えるアセテートテンプルが組み合わさることで、圧倒的な存在感を放ちながらも、驚くほど洗練されたサイドビューを演出します。正面から見たときの力強さと、サイドから見たときのエレガントさ。そのギャップこそが、『P』シリーズの虜になる人が後を絶たない理由の一つです。


◾️計算されたフィット感
個性的なデザインに目が行きがちですが、『P』シリーズはかけ心地も秀逸です。円柱形状のアセテートテンプルにはスプリング内蔵のヒンジを採用することで柔軟性があり、見た目のボリュームに反して快適なフィット感を実現します。イタリアの伝統的な眼鏡作りの技術が、その独創的なデザインを機能面でも力強く支えているのです。
『P』シリーズは、モードな装いにもカジュアルな装いにも合わせられるフレーム。
例えば、ブラックコーディネートに『P』シリーズをポイント使いすれば、その独特な質感がアクセントとなり、より深みのあるスタイルが完成します。また、シンプルなカジュアルスタイルの日でも、『P』シリーズをかけるだけで、一気にアーティスティックで知的な雰囲気を纏うことができます。
スタイリングに重宝な一本ですので、”KUBORAUM”入門編としておすすめです。
今回は”KUBORAUM”『P』シリーズの魅力についてご紹介しました。
折角堂 神戸店では、2025/11/7(金)〜30(日)まで、ご紹介した『P』シリーズを含め”KUBORAUM”のフレーム300本弱を一堂に揃えた、オーダー会を開催致します。
(イベント詳細はこちら→KUBORAUM EXPERIENCE 2025AW)
”KUBORAUM”の素敵なフレームは、クローズアップした『P』シリーズだけではありません。まだまだ、たくさんのモデルがございます。
実際に手に取り、ご自身の顔にかけてみて初めて実感出来る良さがあります。写真だけでは伝えきれない、光の当たり方で変わる表情、肌に乗せた時の質感、そして心が躍るような高揚感を、ぜひ当店でご体感ください。
どのモデルが自分に似合うのか、どんなスタイルに合わせたいか、ぜひお気軽にスタッフにご相談ください。あなただけの「Maske」を見つけるお手伝いをさせていただきます。皆様のご来店を、心よりお待ちしております。