折角堂

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「MASAHIRO MARUYAMA」「Filton」取り扱いをスタートします。

今月から、折角堂に新たな2ブランドが加わります。
そのうちのひとつが「MASAHIRO MARUYAMA」です。

当店の店主がかつて勤めていた眼鏡店で惚れ込み、その店での取り扱いを決めたブランド。
10年ほど前、ブランドのローンチ2シーズン目というだいぶ早い段階で取り扱いをスタートしたそうです。
今回も縁あって取り扱いをさせていただく運びとなりました。

ブランドコンセプトは「未完成のアート」

「デザインは問題解決 アートは問題提起」という言葉を耳にしたことがあります。
問題提起、と言うことなので基本的にアートは未完成とも捉えられますが…

このブランドの眼鏡は多くが、左右非対称です。
ここに「眼鏡って本来どういうもの?」という問題提起がなされている気もします。
レンズが欠けたようなもの。リムが波打ったように見えるもの。リムとレンズに隙間が空いているもの。
他にはないですし、多分今までもあんまりなかった。
でもこれを見て、眼鏡とわかる。
いわゆる「普通の眼鏡」からは大きく脱線しているにもかかわらず、眼鏡としてきちんと成立している。
そして、大きく脱線しているのに顔に載せると、よく見ないとわからなくなっちゃう。
なってしまうというよりも、なっちゃう、の方がなんとなくしっくり来る具合です。
これが問題提起なのか、そもそもそれを意図しているのかは一旦置いておいて。私にはそう解釈できるなぁと、思いました。

2つ目は「Filton」というブランド。
2021年からスタートしたブランドで、一部の眼鏡は自社で製造しているというファクトリーブランドのような側面も持ち合わせています。

洋服や芸術の要素を取り入れ、随所にそのディテールが散りばめられています。
ジッパーのように見えるディテールのメタル。ボタンのような鼻パッド。
縫い針を意識した芯金など、よく見れば細やかな部分がそのように作り込まれています。
名前もフランス語由来の造語になっており、糸を意味する「fil」にボタンを意味する「bouton」を掛け合わせ、名付けられました。
メタルのディテールは、ジッパーなんかも意識していたり細かいところでさまざまな楽しみ方をしていますね。

こちらも従来の眼鏡とは少し違ったニュアンスが見られます。
まずは色調の明るさ。
現在はクラシックな雰囲気の眼鏡が市場で多く見られ、はっきりとした黒や鼈甲が多いイメージです。
filtonでは、印象を柔らかく見せるクリア系の生地を多く好んで使用しており、デザインの柔らかさ、可愛らしさを強調しています。

芯金もデザインを少し変えるために「芯貼り」という昔ながらの製法を採用していたり、少しずつ独特なディテールを持ち合わせています。

一方でメタルのデザインはちょっと男らしさもあるようなデザイン。
細身ながら堅牢なデザインで製作されていて、すっきりしながらも実用的です。

今までの折角堂にはないこれらの2ブランド。
ご興味のある方はぜひお試しください。