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新ブランド「YOSHINORI AOYAMA」」の取り扱いをスタートします

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場所 : KOBE

「語り得ぬものについては、沈黙せねばならない」という言葉で終わる本があります。
僕には難しすぎて途中で投げ出してしまった本ですが、最後のこの言葉はとても有名なので存じ上げています。
多くのものに言えることだと思います。しかして我々もある種のプロとして、ある程度説明する義務みたいなものが発生することもあります。一方で語るだけ野暮というシーンも多々あります。

これらのフレームを見た時の感想としてはすごくシンプルなもので、「あぁ、良いな」というものでした。
作られた経緯などは一切わからないのに、良かったんです。
それだけで取り扱いを決めたものですから、語り得ぬものは沈黙してしまうと思います。
より深いところの説明はこれからしていくことにします。とにかく良いのです。

展示会でデザイナーの青山さんにお話を伺ったとき「ずっと図面で見ていると平面に捉えてしまいがちだけれど、眼鏡をキュビズムのように平面ではなく多面的に捉えたい」というようなことをおっしゃっていました。
元々「Factory900」のデザイナーとして活躍されていて、獲れる賞は大体獲ってしまったみたいな方です。小売店の我々とは違うところから眼鏡を見ていて、表現として一次元、二次元、三次元とそれぞれを行き来する可能性を眼鏡に見ているのだと思います。これも我々には見えていない部分の、デザイナーさんというか青山さんだからわかる部分の話になってくるのではないかと思います。
これまでずっと手がけてきたものがあるからこそわかるアセテートの面白さと、アセテートにはない部分としてのチタンの可能性に目を向け、立体感と細さ、素材としての強さなど今まででは触れていない部分を独自の目線で解剖し、タイムレスなものとして四次元にまで届きうるプロダクトになるんじゃないかと思います。

ひとまずは2型入荷していますが、後々はもう2型入荷する予定です。
まずはこれらを、一度試してみてください。

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