折角堂

guépard(ギュパール) の新作gp-14の販売をスタート

guépard(ギュパール)の新作gp-14を入荷しています。
今回のモデルは今までのフレームとは少し異なるデザインで、書籍「Frame France」では「Avant-garde」にカテゴライズされています。
一見して個性的なフレームで、見る者の目を惹く異質な雰囲気を持っています。

リムはかなり肉厚で立体感が見て取れます。
この立体感の正体が鋭角なエッジです。

go-07などもかなり厚みのあるフレームですが印象的には全体に丸みがあります。
このディテールは光の当たり方が複雑になり、多様な表情を見せてくれる効果があります。

一方新作は丸みがなく、エッジが立っています。
厚みのあるリムはかなり立体的で、パキッとした印象に見えます。
ヴィンテージフレームにおいてはよく見られるディテールですが、現行のフレームではなかなか見ることのない部分です。
この質感のおかげか、本来のフレームの厚みよりもより奥行きがあるように見え、重厚感を生み出しています。

また、レンズの周囲はguépardならではの微細なテレビジョンカットが施されています。
テレビジョンカットは、レンズの周囲を斜めにカットすることでフレームの奥行きを出す技法の一つで
今も多くのフレームに施されるディテールです。
現代のフレームは多くがこのカットの角度をバランスを考えて45度に設定しています。

guépardではカットを45度にするのではなく、約75度ほどに設定しています。
テレビジョンカットのないフレームが90度になるのでカットの入っていないものと変わらない印象に見えますが、
当時のオリジナルのディテールを追求した結果、特注で製作しています。

また、ブリッジ部分に立たせてある山も、細やかな部分ですがしっかりと再現。作り込み度合いが伺えます。

全体のデザインは、フロント・レンズシェイプともに少し釣り上がったような印象で、かけるとシャープな印象に。
キリッと美しく見えるので、ほんのりと女性的な香りも漂います。
一方でレンズの縦の高さがあるので柔らかさも生まれ、行きすぎていないバランスの取れたデザインです。
リムが厚く、存在感のあるフレームをお探しの方にお勧めのフレームになります。

「アヴァンギャルド」という言葉。前衛的という意味です。
ヴィンテージという言葉の持つ意味とは逆行しているかもしれませんが、本質的には同じなのかもしれません。